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【切断砥石とは】

      切断砥石とは、いったい何でしょうか。

     どんな使い方をしてどんなことができるのか意外に知られていないものです。

 

     砥石は切る・削る・磨くという役割で、主に金属加工分野に使用されています。

     しかし、砥石と言ってもたくさんの種類があり、使い方もそれぞれ違います。

     ここでは、砥石についての情報をご紹介します。

 

【切断の種類】

     砥石のご説明の前に、「切断」について少しご説明させていただきます。

     物を切る事を「切断」と言います。

     しかし「切断」と一言で言っても切り方や使う道具は多種多様です。

     私達の身近にあるものと言えば、ハサミやナイフといった刃物やノコギリなどです。

     しかし「切断」の種類はそれだけではありません。

     ガス切断に代表される熱エネルギーを利用したもの、

     レーザーなどの電気・光・電磁波などの

     エネルギーを利用したものなど、技術開発の発展とともに切断作業も進化してきました。

 

     機械:せん断(ナイフ・丸刃などプレスによる切断)         

     刃物による切断(のこ引き・バイトによる切断)        
     砥粒による切断(回転機に取り付けての回転刃)    

     熱:ガス切断(プラズマ切断・アーク切断)    

     光:レーザー切断(電子ビーム切断)    

     電気:ワイヤカット放電加工    

     高圧流体:ウォータージェット切断    

     音波:超音波切断
 

     砥粒による切断は「切削」とも言われ、
     粒のひとつひとつが刃となり、表面を削ることで切り進みます。

 

     代表的な「切断」だけでもこんなに種類があります。
     これらの技術の発展が、現在のものづくりを支えています

【切断砥石の特徴】

     切断砥石は、金属や非金属材料を切断するために設計された高性能な工具です。
     その構造は以下の要素から成り立っています。

           

    【砥粒】小さな固い粒子で、対象物を切り落とす役割を果たします。


    【結合剤】砥粒を固定し、全体の形状を維持します。

            【気孔】切りくずを効率よく排出し、発生する熱を逃がす働きがあります。

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     この独特な構造により、切断砥石は使用中に常に新しい刃先が露出する

     「自生作用」を持ち、切れ味を持続させることができます。

     これが他の切削工具にはない、切断砥石だけの最大の特徴です。

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TRUSCO 切断砥石キレマッシャロ 10枚入り

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【切断能力とコスト効率】

     切断砥石は、鋼材、鋳鉄、ステンレス鋼など、幅広い鉄材料の切断に対応しています。

     自生作用により切れ味が長く継続するため、高い切断能力を維持できます。また、比較的安価で

     寿命も長いため、ランニングコストの面でも優れています。

【使用条件と安全性】

     切断砥石は、ディスクグラインダー(Φ100〜180mm)や高速切断機(Φ305〜510mm)に装着して使用します。

     ただし、安全性の観点から以下の点に注意が必要です。

     1、側面使用の禁止:労働安全衛生規則120条より、切断砥石の側面使用は禁止されています。

     2、砥石カバーの装着:ディスクグラインダーで使用する際は、切断砥石用の砥石カバーを装着する必要があります。

 

【切断砥石の種類と選び方】

     切断砥石の効果的な使用には、材料に応じた適切な選択が重要です。

     1:材質 ・A (褐色アルミナ) 一般鋼材、鋳鉄、ステンレス鋼向け

          ・WA (白色アルミナ)同上

          ・AZ (アルミナジルコニア)同上

          ・C (黒色炭化ケイ素) 耐火物、石材向け

          ・GC (緑色炭化ケイ素) 道場

     
     2:粒度 粗目:切断速度が速く、砥石の消耗は少ない。

          細目:切断面がきれいで、バリが出難い。

     3:硬度 アルファベットがZに近いほど硬くなります。

          硬すぎると目つぶれや目詰まりの可能性が高くなります。

          
           軟らかい砥石(Aに近い):砥石の脱落が多くなり、新しい切れ刃が露出しやすくなります。

                      :切れ味が良く、研削能力が高くなります。

                       : 砥石の消耗が早くなる傾向があります。

         

         

          硬い砥石(Zに近い):砥粒の保持力が強く、有効切れ刃が少なくなります。

                    :研削能力が低下し、効率的な切断が難しくなる可能性があります。

                    : 砥石の寿命が長くなる傾向があります。

【適切な硬度の選択】
       一般的に、以下のような選択基準があります。

       ・柔らかい加工物には、硬い砥石を使用します。

       ・硬い加工物には、柔らかい砥石を使用します。 



【切断砥石の使用条件】

     最適な切断砥石を選ぶためには、以下の条件を考慮する必要があります。

     1:切断する材料の材質と形状

     2:グラインダーの馬力

     3:砥石の回転速度

    これらの要素を適切に組み合わせることで、効率的で安全な切断作業が可能になります。

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TRUSCO 切断砥石キレマッシャロ 10枚入り

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【サンダーとグラインダーの違い】

     サンダーとグラインダーはどちらも金属屋木材の研削加工や塗装表面の研磨に用いられる工具です。
     用途は似ていますが、異なる特徴を持っています。

 

     サンダーとグラインダーそれぞれの特徴、使い分けを解説します。

 

【サンダーの特徴】

     サンダーにはサンドペーパー(紙やすり)が取り付けられていることが特徴です。

     サンドペーパーが取り付けられたパッドによって材料の研削:研磨をします。

     後述するグラインダーには砥石が装着されています。

     サンダーの研削・研磨する力はグラインダーほど強くありません。

     しかし、広い範囲を研削・研磨可能です。また、サンダーではグラインダーのように材料の切断加工はできません。



 

【グラインダーの特徴】

     サンドペーパーが取り付けられたサンダーとは違い、グラインダーには砥石が取り付けられています。

     高速回転する砥石によって材料の研削・研磨をします。

     サンダーと異なり、材料の切断加工ができることが特徴です。

     砥石はサンドペーパーよりも頑丈なため、硬いものの研削・研磨に向いています。



 

     また、バフと呼ばれる布やウールを装着することで、鏡面仕上げも可能です。

 

【サンダーとグラインダーの使い分け

     サンダーは広い範囲を均一に研削・研磨できることが特長です。

     素材表面を滑らかにする研磨や塗装・錆落としに向いています。

【サンダーの使用シーン

      ・限りなく範囲を均一に研削・研磨する作業

      ・素材の表面をカルクする研磨作業

      ・塗装や錆落とし
      ・木材の表面仕上げ

      ・塗装前の下地処理

【グラインダーの使用シーン】

      ・金属、石、コンクリートなど硬い材料の研削・研磨

      ・金属のバリ取り作業

      ・石材の切断 



 

キレマッシャロ

TRUSCO 切断砥石キレマッシャロ 10枚入り

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切断砥石・キレマッシャロの魅力

・優れたコストパフォーマンス:高い性能と手頃な価格を両立している。

・高い耐久性:刃厚1.2mmの薄型でありながら、優れた耐久性を実現。

・優れた切れ味:一級砥粒100%WAに独自技術の加工を施し、高い耐摩耗性と切れ味を実現している。

・多用途性:金属、石、コンクリートなど様々な硬い材料の切断に適している。

キレマッシャロは産業用途やDIYなどの短期間で活用できる高性能切断砥石として評価されている。

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