日本ペイント標準色 ND-370とはどんな色?
塗料専門店ペンキのササキにて、昨年一番注文の多かった色が、
日本ペイント標準色 【ND-370】という色でした。
【ND-370】は、真っ白ではなく、ほんの少しベージュに寄せたやわらかな白です。
今回はこの【ND-370】について、少し深堀してみたいと思います。
真っ白ではなく、ほんの少しベージュに寄せた白。
このわずかな色味の違いが、外壁全体の印象を大きく左右します。
✔ 真っ白よりもやわらかい印象
✔ 周囲と調和しやすく浮きにくい
✔ 汚れが目立ちにくい方向に働く
なぜ“ND-370が選ばれるのか?”
外壁に真っ白を選ぶと美しく見える一方で、実際の環境では次のような課題が出やすくなります。
| 比較項目 |
真っ白 |
ND-370 |
| 汚れの見え方 |
目立ちやすい |
やや目立ちにくい |
| 印象 |
シャープ・冷たい |
やわらかく落ち着きがある |
| 周囲との調和 |
浮くことがある |
なじみやすい |
ND-370は、白をわずかにベージュに寄せることで、これらの課題をバランスよく抑えています。
日本の住環境に合う「やさしい見た目」
木部・土・植栽など、日本の住宅には暖色系の要素が多く含まれています。
ND-370はそれらと自然に調和し、外壁だけが浮いてしまうリスクを抑えます。
また、光を穏やかに受け止めるため、白特有の強さが抑えられ、長時間見ても疲れにくい外観に仕上がります。
色だけではない、塗料としての性能
ND-370の魅力は色だけではありません。
「ニッペ パーフェクトトップSi」という塗料は、耐候性と低汚染性のバランスに優れた外壁用塗料です。
ラジカル制御による耐候性+親水性による低汚染
紫外線によって発生する劣化因子(ラジカル)を抑えることで、色あせ・チョーキングの進行を抑制します。
さらに塗膜は親水性を持ち、雨水が汚れの下に入り込むことで、汚れを浮かせて流しやすくする構造になっています。
特に外壁で発生しやすい雨だれ汚染に対して、効果が期待できます。
※完全に汚れを防ぐものではなく、「付きにくく、流れやすい」性能です。
ND-370が向いているケース/注意点
| 向いているケース |
注意が必要なケース |
・やわらかい外観にしたい
・周囲と調和させたい
・汚れの目立ちにくさも考慮したい
|
・真っ白のシャープさを求める
・強いコントラストのデザインにしたい
・モダンで無機質な印象を重視する
|
まとめ|ND-370は、美しさと強さを持つ
ND-370は、
・色の持つ、美しさとやさしさ、そして塗料としての強さをあわせもつ色です。
耐候性や低汚染性といった、塗料の性能が組み合うことで、見た目だけでなく長く安心して使える点も魅力と言えます。
これらをバランスよく成立させた色です。